
天安門迄の車中で王さんから色々注意を受ける。
「スリに気をつけろ」「話しかけてくる奴を相手にするな」など・・・何か中国人として日本人に自国の首都が危険などと口が裂けても言えないがその辺は察しろ!って感じである(笑)
途中渋滞が続く為、天安門の手前約2/3ぐらい来た所で車から降ろされる。「何かあったら必ず電話するんだよ」そう言われ王さんと別れる。
「電話しろと言われてもこの携帯は北京では使えないんだよな・・」と思いつつ、初めて自分の無謀さに気づく。考えてみたら知ってる中国語は「ニイ・ハオ」と「シェイ・シェイ」だけである(笑)
気温は大体日本と同じぐらい、夕方18:00頃で日も落ちて街灯が灯っているが数が少ないせいか日本に比べるとかなり暗い。しかし人も車も多く特に車は容赦無くクラクションを鳴らしていてうるさい街である。
噂には聞いていたが交通ルールはかなりルーズで無謀な割り込みや歩行者の横断が多く、よく事故が起きないなと逆に関心する(笑)当然ドライバー同士の怒鳴り合いも多く見られたが、今の日本のように殴り合いかそれ以上にはならないので、結局どっちが短気なのかは分からない。
そんな賑やかな人の流れにまかせ天安門に向かう。まず天安門広場が見えてくる凄い人である。世界一の広場という事だがこれだけ人がいると広さが良く分からない。広場に入ろうとすると警察官に誘導され荷物のX線検査を受ける事に、北京はやたらこのチェックが多かった。広場の中はこんな感じである。



そしていよいよ天安門。正にイメージ通りで、大きくも無く小さくも無く、子供の頃ニュースなどで見た大勢の人民服を着た人が自転車で通り過ぎて行く姿や、あの天安門事件、最近なら北京五輪のマラソンで見たイメージそのままで、思わず旅の不安を忘れる程感動してしまいました。

次は夕食、天安門の通りを東に1キロぐらいかな?行くと目印はあの「北京飯店」そこを左に曲がると北京の銀座「王府井」である。

やはり凄い人出である。中程にある「焼鴨」の名店「全聚徳」を見つけるが店の外迄人が並んでいた為、諦める事に。代わりにお土産用の北京ダックを42元で買って帰る。
ホテル迄に歩いくつもりだったが、疲れて道に迷った為タクシーを拾いホテルの名詞を見せ乗り込む。中で何度も中国語で話かけられるさっぱり分からなず適当にうなずいていた。試しに英語で話しかけてみるが通じない。
正直落ち着かなかった。なぜならガイドブックに不当なチップの要求するタクシーもあるような事が書いてあったからだ。言葉の分からない日本人1人の格好のカモ。北京ダックを持ったカモである(笑)
案の定全然関係の無い所で止まり手を出して来た。「来たか!」緊張の一瞬である。ポケットにあった20元札を恐る々渡すが「違う」って感じで返して来た。「足りないのか?」と思っていたら持っていた名刺を取り上げられる。どうやらホテルの住所を確認したかったようだ。
そんな訳で無事正規の料金でホテルに到着し、とりあえずホテルの売店でミネラルウォーター、青島ビール、カップヌードル等を買い部屋に戻る。早速北京ダックを食べるが大してうまくない(笑)半分程食べて冷蔵庫に、
一応今日歩いた道を地図で確かめ明日の対策を練る。後は日本から持ってきたウイスキーを飲みながら、やはり持参したDVDプレーヤーで「七人の侍」を見ていたらいつの間にか寝てしまう。しばらくして電話が鳴り起こされる。恐る々出てみると王さんである「ちゃんと帰ってきた?」寝ぼけた声で返事すると「良かった」といって電話を切った。知らず知らずの内に他人に心配をかけてしまった様である・・続く











